西蓮寺仁王門一棟 国指定重要文化財(建造物)昭和25年8月29日指定
 仁王門は、天文12年(1543)建立されたもので、もとは三間一戸の楼門(二階建)でした。
 天正4年(1576)の修理後、寛政年間(1785〜1801)に楼門の二階部分を取毀して山門(一階建)となりました。
 その後、安政7年(1860)に現在の地に移築され、仁王門に改めたものです。
 三間一戸の楼門の一階だけが残されたもので、蟇股と簑束の形が特異で室町時代末期特有の地方色をみることができます。
 
 
相輪橖   国指定重要文化財(建造物) 昭和25年8月25日指定
 相輪橖は、元冦(弘安の役)の戦勝を記念して、弘安10年(1287)に建立したものとして伝えられています。
 その後、慶兆9年(1604)、天宝12年(1841)及び明治36年などに修理されています。最近では、木芯の腐朽により橖身が傾斜したため昭和52年解体修理が行われました。
 この橖は、高さ9.16mで、基壇、橖身、頭部の三つに分けられ、全体として錫杖形をしてい ます。
 基壇は、石造りで三段に積まれています。橖身は、円柱になっており木芯に銅板鍛造の筒10個をかぶせ、つなぎ目に帯輪が巻いてあります。頭部は五輪塔形で、宝珠に火焔をつけ、それを取り巻く大輪及び大輪に懸かる12個の小輪からなります。大輪には卍字が飾られています。
 相輪橖は、天台宗の象徴とされるもので、比叡山延暦寺日光輪王寺のものとならび貴重なものです。
 

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